2010年10月3日日曜日

9/26の記録(ちょっと長文)


吉河くろばね朝市にて、つぶ貝とホタテの串焼き、各150円也。
……って、つぶ貝は串しか残ってないけどwww
ここの醍醐味はカマ焼きなんだけど、ひとりだと持て余すボリュームなんだよね……。
他に海鮮お好み焼きとかもやってます。
寒い季節(ナマモノが大丈夫な気温?)になると、マグロ丼とかも出すよv

軽く小腹を満たしてから、ほてほてと会場移動。


SWEET JOKERS CAFEみとワン★グランプリにて、マロンラテをアイスで。350円也。
見事すぎるスカっ晴れ故気温もぐんぐん上昇して、直射日光が目に痛いほどで、つまり到底ホットではいただけませんでした(笑)。
うんでもアイスでもちゃんとマロンマロンしていて美味しかったよ!
気温が低かったらやっぱりホットの方がマロンの匂いと甘さが際立って美味しいと思うけどね……。

あまりの暑さに更に冷たいもの投入。


モトヤエクスプレス@みとワン★グランプリの氷カフェ(つまりえーとほぼグラニータ)。
いくらだったかなぁ、400円には届かなかった気がするんだけど……。
練乳たっぷり、苦みわりと強め?なエスプレッソしゃっきりの、なかなかに美味しい「かき氷」でした。氷がやらかかったのか、あっという間に融けちゃって水っぽくなっちゃったのが惜しかった。
本店は東京だけど、フランチャイズの移動販売車がケーズ神栖店に出店しているらしい。
今回参加されたのはそちらだった模様。
んー、次回もいらっさるようなら今度はあったかいコーヒーを飲んでみよう。


そしておみやは毎度お馴染みになった大堀パン店のパン2種@みとワン★グランプリ。
写真はライ麦パン。あと、くるみの入ったハードパンもまるごと購入。
ふたつで1000円くらいだったと記憶。
個人的にここのどっしりむっちりなパンの食感が好きで買ってるんだけど、紹介した方にも好評でちょっと嬉しかった!あそこのドライフルーツみっちりパンとかワイン練り込んだらしいパンとか、好きな人にはたまらんと思うよ!
……今年のクリスマス、またSJCでシュトーレンのピース売りやってくれんかなー……1本だと多すぎるんだよね(誰かシェアする?)

あとは適当にぶらっとして、頃合いを見てまちばから引き上げてシネマブラックバード水戸プラザホテルへ行ったのでした。
ANVIL」の感想は……えーと、近い身内に音楽でメシを食おうとして食えなくて足掻いていた人間がいるので、とても他人事とは思えず……というか家族たちのじれったい気持ちが痛いほど理解出来てしまってなんともかんとも。ラストシーンには感激したけどあれすら経験出来ない者たちの方が大多数な訳で、あの瞬間を得られた彼らはまだよっぽど幸福なんじゃないかとか、ぐるぐると考えてしまいました。

映画の後は偶然会場でお会いした顔見知りの方とイキオイでお茶にw
写真忘れたけどドルフィーでアーモンドラテをいただきました。正当派の懐かしい味でした。
長々と2時間くらい昔話に花が咲きました。前職の時のお客さんだったとは気づかず……いやー世の中って狭いわ!


この日いちにちぐるぐると「まちなか」を回っていて感じたことをつらつら書いてみる。
あ、先に言っておくと「活性化を目指す活動」そのものは否定しません。そこは強調しとく。
その方向性が、傍目からは「んんん〜?」と感じられるというだけのことで。

私は生まれてこのかた、この街から外に住居を移したことがない(中心街→郊外という中の移動はあったけど)。
自分の生まれ育った中心街に愛着がないといったら嘘だし、そりゃ昔の賑わいが戻ればいいなとは思う。
でも、だからといって『既に郊外に居住している人間』に不便を強要してまで、あるいは『市街地に居住し続けている人間』に負担を強要してまでの「活性化」は要らない、と思ってる。そんな「活性化」は居住者の体力を削ぎ中心街への関心を失わせるばかりで、結局は中心街そのものを殺すだけだと思うから。角を矯めて牛を殺す、のパターンに思える。

このところいろいろな形で「活性化案」を目にする機会が続いたのだけれど、ちんまりと地味に生きてる人間からすればその大半が「机上の空論、しかもものすごく楽観的な。」に見える。
私は特段そういう活動に関わったことも勉強会の類に行ったこともないから、そこでどういうものが議題に上ってどう綿密な検討がされているのかとかは知らない。そんな訳で、あくまでも感覚的に「勢い余って明後日な方向に突っ走られてもなー」と受け止めている。街の将来を考えることは必要だし真剣なのはありがたいんだけど、傍から見るとあぶなっかしいくらい地に足が着いてないですよ?と。
そもそもナニかを「作り足す」となれば、先立つモノがまず必要だからなぁ。財源もなしに語るのは、今の政権政党が選挙前にバラ色の夢物語を広めたのと同じこと。素晴らしい構想をお持ちのようですがそれを実現させるためのカネは?と。下世話だけど、それがなければどうにもならないことだからね。

繰り返しになるけど、駅を始点にした中心街がまた賑わいを取り戻せればいいな、とは思ってる。人がたくさん歩いてて、切れ目なく続くお店がみんな営業してて、どこも活気があって。
ただそれは、『あの頃は良かった』という懐古補正がだいぶかかってる気もするんだわ。だってあの頃は「市街地に行けば何でも揃った」というより「市街地に行かないと何にも揃わなかった」のが本当のところだし。まちが楽しかったから賑わってたのか、まちに買い物に行かざるを得なかったから結果的に賑わっていたのか、しみじみ考えるとけっこう怖いところ。

競うとしたら、相手は「郊外で完結する経済活動」じゃなく「ネットワーク上で完結する経済活動」だと思うんだよなぁ。繁華街どころか、郊外型店舗だって『集客』は出来てても『現実にカネが落ちてるか』と言ったら微妙なところはあるようだし。郊外型店舗や施設に圧力をかけて中心街に集約(コンパクトシティ構想というらしい)させたからといって、それが消費者にとって価値のない集合体であったら、そこにわざわざ足を向ける必要性は生まれない。どころか、不便を理由にますます通販等の「他所から取り寄せる消費」に偏るんじゃないかな。今は家から一歩も出なくたってあらかたの消費活動が出来る時代になっちゃったからね。加えて今は高速バスで往復3500円で東京まで買い物や遊びに行けちゃうから、本気モードの人はそっちに流れちゃうだろうし……私が高校入った頃はまだ東京と言ったら「電車を使って旅行」する場所だったさ、何しろ常磐道がまだ首都高と繋がってなかったし!(笑)

この街は、総じて住み難いってほどのことはないと思うんだよな、今の状態でも。
そりゃ確かに中心市街はフードデザートが起きたけど、それは何処の地方都市でも起きたことだと思うし。郊外はクルマがないと不便だけど、それも何処の地方都市でも言えることだと思うし。特徴としたら、真ん中にでかい公園が陣取ってるので北(中心地)と南(郊外)の連絡がイマイチ悪い、くらい?まあそれだって逆手に取れば公園(=緑。自然、とは微妙に違う)に恵まれた街と言えるし。1周4km弱・街灯完備・無料駐車場有・施設使用料なしのきちんと舗装されたランニングコース(歩行者専用)が24時間使える街ってそうはないよね。
※ここでちょっと脱線するけど、私は公園そのものはステキな施設だと思ってます。だからこそ、世界第二位という『肩書き』のために周辺河川の公園化の工事をするくらいならその予算を本園及び湖畔の整備に重点的に回して欲しい、と思ってます。予算が限られている以上、薄く広くではなくピンポイントで使って欲しい。セントラルパークみたいに丸ごと一区画どーん、とあるならまだしも、ただの川っぱたの遊水地を『整備中の公園』と見做してむりくり繋げて平米数だけ上乗せしての「世界第二位」なんて、誇大広告そのものだよ。むしろその肩書きがあるが故に、期待いっぱいで観に来た人のがっかり感を増幅させてやしないかと心配になる。「広いけどあんまり手入れされてないねー」的な、ね。他の二園と比べると、確かにあきらかに手入れ不足な感は否めないから(一応三名園コンプしてます私)。「野趣溢れる」と「ほったらかし」は似ているようでも違う。

ま、そもそも街を利用してもらいたい、活性化に必要とされる対象が「生活の拠点を街及び近隣に置く居住者及び勤労者」なのかそれとも「生活の拠点を置くことのない通りすがりの観光客」なのかすら明確ではないんだけど。まずはそこからきちんと決めて他方を切り捨てる覚悟でないと、焦点は定まらないんじゃないのかな……。

以上、わが街の最近の動きに対してのイチ市民の正直な雑感。
じゃあどうすればいいのか?って問いに対する答えは持ってないよ。正解、というか劇的にひっくり返せる切り札なんてないと思うし。
まあアレだ、私の行きつけの美容室は市街地(の一本裏手)にあるんだけど、そこで髪を切った帰りに「このへんでゴハン食べてショッピングしよー ♪」という気になるような店が増えればいいな、と。なんだかんだ言ったって結局「魅力的な『使える』店があるかどうか」に尽きると思うんだよね、消費者としてはさ。だから頑張ってて面白い店には、この不景気なご時勢でもクルマ使って駐車料払って代行頼んででもわざわざ飲み食いに行ったりしてるんだもん。そこで受ける刺激は、他所じゃ受けられないから。
そういう店が市街地にたくさん増えていけばいい。そうしたら、私が街に行く頻度はもっと上がるだろう。私と同じように行動する人も、きっと多くなるだろう。みんな「おもしろい何か」に飢えて求めていることは事実なんだしね。

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