2011年3月21日月曜日

3/21の記録


時間を短縮して営業を再開したblackbirdで、震災後初の「フツーの外食」。
パスタ500円+前菜300円+ドリンク200円の組み合わせで。

いつもの前菜プレート、いつもの美味しいパスタ。
いつものシェフやバリスタくんたちの顔。

みんなちょっとずつ疲れた顔をしてるけど、みんな顔を上げて頑張ってる。
互いの無事を喜び合い、時に折れそうな心を励まし合ってる。




みんなに笑顔を。













……とは言っても、店の酒棚にボトルは並んでない(落下防止だったり割れちゃったり)。一見いつもと変わらないように見えても、節電のために暖房が切ってあったり照明が暗かったりしている。
そして店を一歩出れば、あちこちに外壁の落ちたビルやガラスが割れてコンパネで塞いでいる商店、屋根の大半をブルーシートで仮養生した住宅、撤去された塀の跡、崖崩れ、路面の陥没を補修した跡や隆起、危険を示すトラロープの張り巡らされた建家が見える。埋立地である偕楽園南岸の道路は、まるでオフロードのコースのようにデコボコ。取引先のいくつかはモロに被災して立入り禁止の赤紙が貼られているところも。
現実はまだまだ厳しい。それでもココで、水戸で、私は頑張って生きていかなきゃならない。

3/20の記録


震度6弱の地震の被災者でもあるバリスタが、それでも笑顔を見せてくれた!

という訳で、sweet jokers cafe仮復旧。
いつもの出店場所が被災して電気が使えず店頭営業を強いられているということもあり、この日は急遽お友達のお店(hair make LIBREさん)の庇を借りての営業。
……営業、っていうのかな。無料でコーヒー振る舞ってくれた。

牛乳の調達が出来ないためラテ系なし、ということだったのだけれど、偶然にも近くのコンビニで牛乳を発見したのでお持ち込みでラテを作っていただいた。
シャーワセのスイートラブリーラテ。震災後初のまともなラテ、本当に美味しかった!

一日も早く北海道産の「いつも使っている牛乳」が入荷するようになって、本当の「いつものSJCのラテ」がいただけるようになればいい、と思ってる。
頑張って復旧しなくちゃね。フツーにやってたらへこたれちゃうような現状だから、今はひとりひとりが出来るだけの無理を。

3/8の記録


出張お茶サービス社にてプレーンチャイ。

3/6の記録


sweet jokers cafeでストロベリーモカラテ(たぶん)とエスプレッソ。

2011年3月14日月曜日

※番外 生きてます

被災はしましたが割合早くライフラインが復旧したため(つーても丸1日以上かかりましたが)食料とガソリンが致命的に足りてない以外はなんとかなってます。
とはいえ隣町の同僚はまだ自宅が停電断水続行中だったりしてますが。
今日も職場でありったけの充電とポリタンク2本分の水を補充していきましたさ……。

勿論東北方面の被害が甚大であることはわかってます。
が、その絵面と数字の悲惨さに隠されてしまい、地味だけど深刻な被害を受けている茨城がほぼまるっとスルーされてしまっています。
まだライフラインが復旧してない地域まで輪番停電の対象にされてしまう程度には、茨城の被害の状況が県外の人々に知られていません。

まだ自宅に帰れず避難している人が、今の時点で2万人以上居ます。
東北最優先のため、暖も取れず食べるものもなく水もなく震えている人がいます。
ガソリンが枯渇していて移動もままなりません。発電機も動かせません。
そんな避難所も、輪番停電で容赦なく電気を遮断されています。
茨城も、特に北部は、例えるなら兵庫県南部地震(いわゆる阪神・淡路大震災)でいう京都や神戸の一部、新潟県中越沖地震でいう上越市や魚沼市に匹敵する「被災地」なんです。

このブログをご覧になった方、茨城の現状を拡散してください。
寒さと飢えに震えているのは、東北の被災者たちだけではないことを拡散してください。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。